逆転社長塾で、中小企業のための逆転経営、経営計画、日次決算を学ぼう

ランチェスター経営戦略のお手本となる企業がありますので、ご紹介します。

日次決算のページでも取り上げた「でんかのヤマグチ」さん。

町田市のどこにでもあるような普通の電器屋さんですが、業績好調でとても元気が良いため、非常に注目されています。

何がスゴイのかというと・・・

町田といえば、家電量販店の激戦地。普通であれば、量販店が進出してくれば、普通の街の電器屋さんは潰れてしまう、というような環境ですが、それにもかかわらず順調に業績を伸ばしているのです。

ポイントは「高売り」。安さを追求する家電量販店の戦略と正反対の路線であり、それで粗利を稼ぎ出しています。

ただ普通に高売りするのであればお客様はそっぽを向くだけですが、それに見合う価値として「圧倒的な顧客サービス」を提供し、お客様に支持されています。

例えば、上得意客には、お買い物の代行、ペットの散歩代行、植木の水やり代行、不在時の留守番代行などを無償で提供するとのこと。

旅行に出かける際に留守宅を電器屋さんの社員に預ける、というのはよほど信頼関係が強くないと難しいですよね。

高齢者が多い町田というエリアの特性を踏まえて、うまく消費者のニーズを汲み取り、それを満たすサービスを無償で提供しているわけです。

それにより、「高くてもヤマグチで買いたい」というファンを数多く生み出しているわけです。

ヤマグチさんがやっていることをランチェスター経営戦略に当てはめてみると・・・

  • まず、家電量販店や他の電器屋がやっていない「圧倒的な顧客サービス」を武器に、徹底した「差別化」を図り、顧客の心をがっちり掴んでいます。
  • 基本的には「家電商品」とその修理に「一点集中」して営業しています。
  • 町田という狭いエリアを戦場とする「局地戦」で戦っています。以前は多店舗展開していたようですが、現在は1店舗だけ営業しています。
  • お客様に直接販売し、直接配送し、そして積極的に顧客とコミュニケーションを図る「接近戦」を重視しています。
  • 店舗への来店を待つスタイルではなく、営業マンがお客様を訪問して積極的に営業をかける「一騎討ち戦」を仕掛けています。
  • こうしたスタイルで、売上13億円と小規模ながら、粗利はなんと39%! そして、その粗利率は過去10年間で10%も改善したというから驚きです。

    ヤマグチさんのこの手法。他のエリアの電気屋さんはもちろんですが、小売業やB2Cで事業をやられている企業は、とても参考になるのではないでしょうか?

    あなたの事業に生かせるヒントがないか、是非検討してみてください。

    改めて、自分の会社の戦略がランチェスターの弱者の戦略と合っているかどうか、点検されることをおススメします。

    逆転社長塾申込み